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永野護 ＜こんなお話＞ 超未来の神話。特別な力を持つ「騎士」と、 彼らに仕える人間型人工コンピュータ「ファティマ」 たちをメインに、五つの星と国家と人の歴史を追う。 ■好きなんですよ･･･。こういう、国とか人とかが複雑に絡まり合って 展開していくというお話。マニア心をくすぐられますよね。 このお話は、最初から最後まで年表や設定がすでに 出来上がっていまして、作者はそれをみんなちゃんと分かってるという 前提でお話を進めますから、前もって勉強しておかないとサッパリ、という不親切な 漫画。突然何の解説もなく新キャラが登場したり、そんなことは お構いなしなんです。 ■人工コンピュータのファティマは、 そのほとんどが女性型。ホント可愛いんだ！ 「人形のような顔、針金のように細く長い手足、ペッタンコの胸」というのが 基本形状で、やはり人間とは別の生物のようです。それぞれが、激しい戦闘にも 耐えられる「ファティマスーツ（一着2億円以上）」を身に纏っているんですが、 作者が自分の本業はデザイナーだと仰るだけあって、デザインがどれも 可愛いんですvv ■そのファティマスーツ、時代時代でかなり形状が違いまして、左右にいるファティマは どちらも「アウクソー」なんですが、左（←）がデカダンスタイルという初期のもの、 右（→）がプラスチックスタイルという後期のものです。 プラスチックスタイルに変わった当初は 「なんじゃこりゃ！デカダンの方が可愛いよ〜！」と思ったものですが、私は今はプラスタの方が 好みです。今までに全くなかったデザインですよね。超未来な感じが凄い。やはり天才ですわ。永野さん。 （'02.10.27.） |
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