●三日目(05年1月12日) 朝から、TGV(電車)でレンヌ駅→バスと乗り継いで、あの有名な世界遺産、モン・サン・ミッシェルに向かいます! これも友達が、「モンサン(彼女流の略)は夜を見ないと意味ないんやって!」という情報を仕入れてきて、(その友達が)苦労して旅行会社と交渉してくれて実現しました。 レンヌからモンサンまでのバス停はもの凄く分かりにくくて、今から思い返しても「そんなもん誰も気付かねーよ!」という感じです。レンヌ駅から出ると正面にバスロータリーがあるのですが、そこは無視して、右手にある白い建物の中に入ります。その建物の中にバス発着の電光掲示板があり、建物を通り抜けるとそこがバス停になっています。教えられないとバス乗るのにビルの中には入っていかないよ…! しかしそんなこんなでモン・サン・ミッシェルに到着です! 今度のお宿は、窓からモンサンが丸見えという豪勢なお宿!しかも4つ星! 宿に入った瞬間、そこは日本人の国でした。 さすがです。モンサン見るには一番のホテルだもんな!だって
原野。 ホテルから先は、もうモンサンしかないという状況です。 ホテルにチェックインしたときに、友達が「ジュース買いたいなあ。近くにコンビニあるやろか」と言った言葉が忘れられません。
モンサンは、満潮になると海に浮かぶ城のように見えたことで有名ですが、今は満潮でも干潮でも城に渡れるよう、道路が整備されています。昔ならこの道路も無くてそれはそれは絶景だったでしょうね! 道路だって、なにもこんな道路道路した道路じゃなくて良いのに…。景観を保つ道の作り方も頑張ればあったでしょうに、少し残念。コンビニなんてもっての他! ともかく、ホテルから徒歩20分、障害物も一切なく、モンサンへ向かって歩いていきます! …あ、唯一の障害物は羊のフンです。モンサンも見つつ、足元も見つつ、注意深く歩いていきます。
ひたすら感動しながらてくてく歩いて、ついにモンサン入場です!迷路のように入り組んだ城下を上へ上へと登っていきます。その町並みはまさに中世! 私の愛するゲーム「ICO」の霧のお城にいるような気分です。
また人がほとんどいないもんで、モンサン貸し切りみたいな気分です。 あと、天気が良かったのも最高でした。パリはいつも曇っている感じだったので、モンサンも曇りかなあと思っていたのですが、これがスカーンと晴れました。 …が、観光もし終わって夕飯までちょっと間があるなあというときに、突然すごい雨が降ってきてたいへんな目にあいました。ずぶ濡れでレストランに入って、今食べられないか聞いても、「だめ!夕食は7時から!」と入れてくれません。仕方がないので、ジャンヌ・ダルク教会で雨宿りさせてもらいました。濡れてるわ気温は低いわでものすごく寒く、一番早く夕食が始まるレストランで食べようということになり、けっきょく食べるつもりはなかったモンサン名物のオムレツを食べることになりました(笑) お味は……なんだか泡を食べているような気持ちになるほどアワアワでした。しかも量が多い多い!でも前菜は美味しかったな〜。 ご飯を食べる頃には雨も止み、さあホテルに帰るか!というときには、びっくりするくらいの満天の星空! 一面の原野ですし、ジャマな光もほとんどなく(強いて言うならモンサンのライトアップが 道は真っ暗で自分たち以外誰一人人間がいないという状況は確かに怖かったですが、でも後ろを振り返ればライトアップされた絢爛なモンサンが、上を見上げれば星いっぱいの半球が、と不思議な心地でした。オリオン座が、日本で見るより大きくてくっきりしている気がします。 モンサンの夜はきれい! しかし、モンサンの本領は実は朝です。 一夜明けて翌日に撮った写真をご覧あれ!
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