| [51] 泰麒。 '03夏コミ終了後に丈田さんちでお絵かきしたものですが、 秀さんがこんなにステキなSSをレスして下さったんです! --------------------- 夜半過ぎの戴国白圭宮。 ぱたぱた、と急ぐ音がする。 それはこの小さな麒麟と過ごしてから何度も聞く音で、大人たちが耳にすると誰もが微笑む音だった。 「驍宗様!お帰りなさい!」 走ったせいか、頬をうっすらと上気させたこの麒麟は、まだ小さくて。 食事を一人で取りたがらないし、何よりも自分の主である、王の驍宗を慕っていた。 「ただいま、蒿里」 父親になった気分で、小さな麒麟を抱き上げる。 本人は麒麟であるから、と言っていたがまだ小さいこともあってとても軽かった。 「蒿里、こんな時間まで起きていたのか?」 大きくなれないぞ、という意を含ませて言う。 泰麒は寝間着なのに髪を結わいていて、勉強か読書でもしていたのだろうか、と驍宗は思った。 「驍宗様がお帰りになったら起こしてね、って汕子と傲濫に頼んだんです」 二日振りに会えたのがとても嬉しそうで、にこにこと無垢な笑顔で微笑んでいた。 「蓬莱のお父さんは、お仕事で帰ってくるのが遅くなるときもあったんですけれども、帰ってきたときに僕が玄関まで行って、お帰りなさい、って言ったらとっても喜んでくれたんです。帰ってきて、子供の顔が見れるのが一番嬉しい、って」 そう言い終えた泰麒の頭を驍宗は節くれ立った大きな手で撫でてやると、泰麒はくすぐったそうに笑った。 --------------------- は、はあぁぁ〜〜!!し・あ・わ・せ〜vvv 秀さん、ありがとうございました! |
| [52] 聖闘士星矢より、獅子座アイオリア。 右下に「もはや男として認めん!」と書いてあります。 |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||